1998 Levi’s 501 Yarn Dyed Black Denim Pants
¥29,700
1998 Levi’s 501 Yarn Dyed Black Denim Pants
color:Yarn Dyed Black
size:W32 L36
総丈104cm
ウエスト80cm
ワタリ幅28cm
股上29.5cm
股下74cm
裾幅20cm
100% COTTON
MADE IN U.S.A.
Lucky Star Co., Baldwyn Factory, Mississippi
1998年製リーバイスの501のヤーンダイブラックデニムパンツ。
先染めブラックデニムなので、糸の段階で黒く染められているため、後染めブラックとは異なり、穿き込みによって縦方向に独特のフェード感やアタリが現れます。既に程よい色落ちが始まっており、ブラックとグレーが入り混じった奥行きある表情が魅力です。
シルエットはクラシックなストレート。フロントは、ボタンフライ仕様で、素材は100%コットン。赤タブ、紙パッチ残存。サイズはゴールデンサイズで、ジャストで穿いてもロールアップしても映える一本です。
タグやボタン裏の刻印に記された通り、1998年にミシシッピ州ボールドウィンのラッキースター社工場で生産されたアメリカ製のジーンズであることが分かります。
90年代の501の先染めブラックは特に市場での流通量が少なく、近年ますます希少性が高まっています。ストリートからモードまで幅広く取り入れられる、ヴィンテージデニムです。
Levi’sと先染め
リーバイスといえばインディゴブルーの501を思い浮かべる人が多いですが、その歴史の中で異彩を放つ存在が「先染め(yarn dyed)」のデニムです。先染めとは布に織り上げる前の段階で糸を染色する手法で、ブルーデニムのような後染めとは異なり縦糸も横糸も色を帯びるため、経年による色落ちやフェードが穏やかで深みのある独特の表情を見せます。
1970年代後半、インディゴがジーンズの絶対的な色として君臨していた時代にリーバイスはファッションの多様化に応えるべくこの技法を取り入れ、ブラックやブラウン、グレーといった先染めデニムを投入しました。特にブラックはロックやパンクのカルチャーと結びつき、ブルージーンズとは違う個性を求める若者たちの支持を集めます。
1980年代には「501-0598」に代表される先染めブラックが普及し、ブルーと並ぶ定番カラーにまで成長しました。90年代に入るとブラウンやグリーンといったカラーバリエーションが登場し、テネシー州ノックスビルやテキサス州エルパソの工場で生産されましたが、ブルーの501に比べれば生産数はごくわずかで、現代では流通量が少なくコレクターズアイテムとして高い人気を誇ります。
やがて2000年代に入るとアメリカ国内生産の縮小とともに先染めデニムの展開も終息し、2003年にアメリカ工場での生産が終了すると同時に先染めシリーズも姿を消しました。結果として90年代USA製の先染めモデルは短命ながらも強烈な存在感を残し、今日ではヴィンテージ市場で高く評価されています。
ブルーデニムが普遍的なスタンダードを象徴するなら、先染めデニムはファッションの多様化とカルチャーシーンの広がりを物語る存在であり、ロックやヒップホップといったサブカルチャーと結びつきながらブルーとは違う個性を提示した先染めシリーズは、リーバイスの歴史におけるもうひとつの顔だと言えるでしょう。
condition:B
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