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1997 NIKE AGASSI Mesh Panelled Full Zip Jacket

¥13,000

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1997 NIKE AGASSI Mesh Panelled Full Zip Jacket

color:Purple×Black
size:L

身幅67cm
裄丈87cm
着丈66cm

SHELL:100% POLYESTER
LINING: 100% POLYESTER

MADE IN CHINA

H7 ZKG










80年代後半から2000年代にかけて活躍したテニス界のスーパースター、アンドレ・アガシ。
従来の「白いウェア中心で清潔・保守的」というテニスの常識を覆し、ネオンカラーやデニム風ショーツなどストリート的な感覚を取り入れたことで一躍アイコンとなりました。
1988年のナイキとの契約を機に誕生したNIKE AGASSI(Challenge Court)ライン は、スポーツウェアとストリートをクロスオーバーさせた象徴的存在として90年代を席巻しました。

このジャケットもその系譜に連なる1997年製の一着。パープルのシェルに、サイドから背面へ大胆に走るブラックメッシュパネルを異素材で切り替えたデザインが特徴的です。
高い通気性を確保する機能的ディテールでありながら、視覚的にも強い存在感を放ちます。ラグランスリーブ仕様で肩回りは可動域が広く、スポーツシーンでも快適。
さらに、ポケット内にはドローコードを内蔵しており、シルエットの調整が可能な隠れたギミックも備えています。

素材はシェル・ライニングともにポリエステル製。ナイロンのシャリ感ではなく、なめらかな触り心地が特徴で、軽量かつさらりと羽織れる快適な質感です。胸元のスウッシュロゴやライニングのAgassiタグなど、当時のオリジナルディテールも健在。

90年代後期のナイキが持つ実験的かつストリートなデザインを体現し、テニスウェアの枠を超えてストリートやY2K的スタイルにも自然に馴染むジャケットです。




















NIKE × AGASSI
1980年代のテニスは、伝統に縛られた競技だった。ウィンブルドンを象徴とする「白いウェア」の規範が強く、清潔感と保守性が選手の装いに求められていた。そこに登場したのが、ラスベガス出身の若きスター、アンドレ・アガシである。彼は全米デビュー当初から、鮮やかなネオンカラー、蛍光ピンク、ターコイズブルー、パープル、そして大胆なスプラッター柄を身にまとい、デニム風のショーツまで履いてコートに立った。その姿は“テニスの異端児”であり、同時にファッションとカルチャーの新しいアイコンでもあった。長髪にバンダナを巻き、派手な色彩をまとうアガシは、清楚で紳士的とされる当時のテニスの常識を粉々に打ち砕いたのである。

1988年、アガシはナイキと契約を結ぶ。ここから生まれたのが Nike Agassi コレクション、通称 Challenge Court ラインだった。ナイキはアガシの反逆的なスタイルをそのままデザインへと落とし込み、従来のテニスウェアには存在しなかったビジュアルを次々と市場に送り出した。蛍光色のトップス、スプラッター柄のパンツ、カラーブロックや切りっぱなし風のショーツ──それは従来のテニスウェアが持つ「清潔で機能的」なイメージを根底から覆し、スポーツウェアとストリートファッションの境界を消し去る革新だった。

特に有名なのが、1989年に登場した Air Tech Challenge II である。これはアガシのシグネチャーモデルであり、テニスシューズでありながら蛍光ピンクやネオンオレンジのスプラッター柄をまとい、衝撃的な存在感を放った。従来の「白くシンプルなテニスシューズ」の常識を破壊し、後のエアジョーダンやエアマックスなどナイキのアイコン的モデルにも影響を与えたとされている。このシューズはテニスファンだけでなく、スニーカーヘッズやストリートファッション愛好者からも熱狂的に支持され、今日に至るまでヴィンテージ市場で高い評価を受けている。

1990年代を通じて、Nike × Agassi は単なるスポーツラインにとどまらず、カルチャー現象となっていった。アガシのコート上での活躍とスタイルは、ストリートカルチャーや音楽シーンとも共鳴し、日本では裏原宿ムーブメントとも自然にリンクしていった。ネオンカラーや大胆なグラフィックは、クラブシーンやストリートウェアの文脈に馴染み、Nike Agassiは「テニスファッション」から「ストリートのアイコン」へと変化したのである。

90年代後半になると、アガシ自身のキャリアの成熟に伴い、Nike Agassiラインもネオン全開の派手さから少しトーンを落とし、機能性を前面に押し出したデザインへとシフトしていった。とはいえ、ラグランスリーブによる動きやすさ、大胆なメッシュパネルによる通気性、ポケット内部に仕込まれたドローコードといったギミックなど、当時のナイキが持つ実験的なデザインアプローチは健在であった。スポーツギアとしての実用性とストリートに映えるデザイン性が共存することこそが、このラインの独自性だった。

現在、Nike × Agassi は再び注目されている。90s〜Y2Kファッションがリバイバルする中で、Challenge CourtのウェアやAir Tech Challengeシリーズはコレクターズアイテムとして高額で取引されるようになった。これは単なる懐古ではない。Nikeとアガシのコラボレーションは、スポーツの常識を壊し、カルチャーの領域に踏み込み、ストリートを変えた「革新そのもの」だからだ。

Nike × Agassi は、アスリートとブランドの関係を超えた象徴的な出来事だった。そこには「規範に抗う姿勢」と「境界を越えてカルチャーを動かす力」が息づいていた。そしてその革新性は今もなお、90sナイキやストリートファッションを語る上で欠かせない物語として生き続けている。















condition:B

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D:全体的に使用感や目立つ傷や汚れがある

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